2010年09月27日

披露宴

先週の土曜日、以前直属の部下であったS君の結婚披露宴に出席をした。

そこで私はある失態を演じてしまった。


その失態とは・・・。




会場はあの伝統と格式の高い椿山荘。

ちょっとした勘違いで家を出るのが遅くなり、12時半からの披露宴なのに駐車場に到着したのがその12時半だった。

弊社役員の平野君から、

「山中さん、そろそろ始まりそうです。」

と携帯に電話があり、慌てて披露宴会場を目指す。


会場の入り口に着くと、既に新郎新婦が入場のスタンバイをしていた。

(ギリギリセーフか?!)

式場スタッフに促され、入場口の横の扉から中を覗き込むと、既に会場は暗転している様子。

同時に新郎新婦入場のBGMが流れ出した。

(急いで席に着かなければ!)

えい!とカーテンを開けて中に入ろうとした瞬間、

「それでは新郎新婦の入場です!」

と、絶妙のタイミングで司会者の発声。

(え!)

新郎新婦の入場を待ちわびた、会場全員の視線が私に注がれた。

・・・。

追って爆笑の渦・・・。

・・・。


や、やっちまった!

これじゃまるでコントのワンシーンだ。


席に着くと、OPTの鉢嶺社長をはじめ、同じテーブルの皆から笑われてしまった。

そして披露宴の最中には、席に挨拶に来る誰もから、

「『一人新郎新婦』ですか?」

とか、

「狙ってやったんですよね。勉強になります。」

とか、

「小さくななって入ろうとしても、山中さんの体格じゃ無理っス!」

とか、散々な言われようだった。

ま、自業自得だが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当に失礼しました。

S君ご夫妻に心よりお詫び申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


で、話は変わって、披露宴の締めに新郎父上の提案で万歳三唱をしたのだが、これがとても感動した。


考えてみると万歳ってもう何年もしていない。


20年前、以前務めていた会社で、左遷になった上司を見送る新幹線のホームで悲しい万歳をしたことがある。

30年前、中学校の運動会の閉会式でやらされるだけの無気力な万歳もした記憶がある。

戦時中には、もっと複雑な思いで、万歳をした人たちが沢山いるだろう。



しかしこの万歳は本物の万歳で、新郎の父上の喜びと願い、万感の思いが込められているのだろう。

目頭が熱くなった。

万歳ってちょっとだけ照れくさかったりもするが、私は恥ずることなくS君夫妻の門出に心から祝福の万歳をした。



そして、

いつか我々サーチライフが事業として大成功した折には、社員一同で万歳三唱したいなって心の隅で思ったりもした。



それと、

おめでたいこと続きで、弊社社員の結婚式が来月と再来月に沖縄・東京でそれぞれあるのだが、そこではこんな失態を決してしないようにと心に誓った次第である。





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Posted by SL-Boss at 11:30│Comments(2)思ったこと
この記事へのコメント
BOSS

またまたコメントを書かせていただいてます。

披露宴続きますね。
沖縄での披露宴では、またお会いできるのを楽しみにしてます。

そして、また色んなお話が出来る日も楽しみにしています。

沖縄の披露宴。
きっと東京の披露宴とはまったく違った雰囲気だと思います!
Posted by o(^-^o)yu-ka(o^-^)o at 2010年10月02日 01:03
> o(^-^o)yu-ka(o^-^)oさん

実は凄く楽しみにしてます。

沖縄の結婚式!!!

そのときまた会いましょう。
Posted by SL-BossSL-Boss at 2010年10月05日 12:23
 
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